ルニヲ’s diary

NSFとNSRでミニバイクざんまい。

GPSロガーについてアレコレ その11

GPSは落ち着いたので、最近はストロークセンサに手を出していました。
もう、全体的に、ドロガーのパクりです。

センサは、シャープの赤外線距離センサ(GP2Y0E03)を使いました。
インタフェースはI2Cです。

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側は3Dプリンタで製作。
コネクタも、ドロガーをパクってJSTの防水コネクタ。
純正は高いので中華だけど。(アリエクまみれです)

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んで、机上でそこそこ動くようになったので、もて北に持ち込んでみました。

こんな感じでフロントに装着。

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リアはこんな感じ。

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って、ここまでで想像付くと思いますが、ストロークセンサと言いながら、厳密にはストローク量は測っていません。
タイヤやフェンダーまでの距離を赤外線で測るということで、まぁストロークを測る、ってことです。

 本当にストローク量を測ろうとすると・・・結構大変です。
数万円掛かります。

 

これだったら、数百円の世界。

 

こんな感じで、距離が表示されることは確認。

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F strokeとR strokeがそれで、単位はcmです。

 

さて、ここまでは良い感じですが、実環境でうまく行かないのは、ソフトウェア開発あるあるでして。。。

 タコメータのパルスを入れると、ストロークセンサが固まる。。。

 

ってことで、現場ではどうにもならないので、データ取りとして、SPD+タコメータのみのパターンと、SPD+ストロークセンサのみのパターンでログを取ってみました。

 

まずは、SPD+タコメータのみのパターン。

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赤がスピード、黄色がタコメータですが、うーん。

 

タコメータが、ガクガクしてますね・・・。
パルス間の時間をμsec単位で測っているので、こんなガクガクになるはずは無いのだけれど・・・。

 何ががうまく行っていない模様。

 

続いて、SPD+ストロークセンサのパターン。

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赤がスピード、水色がフロント、緑がリア。

 

フロント、リアとも、上に張り付いている所がありますが、これはうまく測定できていないと、こうなるのでありまして。

 赤外線式なので、光によってうまく取れないこともあるようなのです。

 

フロントは大体取れているようですが、リアは結構取れていないですね。
これは、リアはリアフェンダーがテカっているので、エラーが出やすいみたいです。
(艶消しが推奨らしいので)

 リアフェンダーには、艶消しのステッカーを貼るとかしないとダメそうかな。

 

ってことで、今回のテストは終了。

 タコメータストロークセンサが同時に使えないのは、想定外でした。
やっぱり、高電圧のタコメータ回路と、ストロークセンサは別にしないとダメかも。
(GPSモジュールは大丈夫だったんだけどなぁ・・・)

 

フォトカプラで区切ってみるかなぁ・・・。